こんにちはもりーんです。
私は全くの無知の状態から、令和5年度の宅建試験に43点/50点で合格できました。
- 宅建業法・・・・・・・・・・20点/20点
- 法令上の制限・・・・・・・・8点/8点
- 権利関係・・・・・・・・・・8点/14点
- 税 ・・・・・・・・・・・・・2点/3点
- その他(5問免除科目)・・・・5点/5点
通信講座などはせず、市販のテキストとYouTubeとネットの宅建サイトのみで勉強しました。
今回は各分野別で、どれくらいの勉強時間を要したか、おすすめの勉強していく順番などをご紹介していきます。
独学で宅建に挑戦しようと思ってる方に、少しでも参考になれば幸いです。
勉強していくおすすめの順番
- 宅建業法
- 法令上の制限
- 権利関係
- 税
- その他(5問免除科目)
宅建業法
不動産業界の事を何も知らない完全に初めて宅建を受ける人には、まず宅建業法からです。
これは絶対に1番初めにやる分野です。
なぜなら、他の分野より分かり易く、とっつきやすいからです。
テキストによっては、権利関係が1番初めに載っているので権利関係から始めてしまいがちですが、難しくていきなり挫折する可能性が高いです。
言葉の意味が分かりにくかったり、単語の意味を理解してからじゃないと全く進みません。
宅建業法から始める理由はもう一つあって、それは点数配分にあります。
分野別科目 | 出題数 | 理想の点数 |
---|---|---|
宅建業法 | 20問 | 18~20点 |
法令上の制限 | 8問 | 7~8点 |
権利関係 | 14問 | 7~8点 |
税 | 3問 | 2~3点 |
その他(免除科目) | 5問 | 3~5点 |
合計 | 50問 | 37~40点 |
この表から見ても分かる通り、宅建試験というだけあって、宅建業法の点数配分がかなり大きいです。
パッと見は権利関係も点数配分多いので力を入れたくなりますが、あまり力を入れすぎるとよくありません。
それは、範囲も広く難しい、理解するまで時間がかかるのでコスパが非常に悪いからです。
捨てろというわけではありません。追いすぎない方が良いという事です。
それよりも「宅建業法や法令上の制限を完璧にする」こっちに時間を使った方が、
確実に合格への可能性がグッと上がります。
法令上の制限
2番目にやるべき分野は法令上の制限です。
法令上の制限はほとんど暗記科目ですので、覚えるのが得意な方は満点を狙えます。
ただし、各単元によって覚える数字が違うので、ごっちゃにならないようしっかり区別して覚える事がポイントです。
例えば、
開発許可の単元では「市街化区域は1,000㎡以上」と覚えますが、
国土利用計画法の単元では「市街化区域は2,000㎡未満」と覚えます。
法令上の制限は覚える数字が多いので、単元ごとにきちんと区別して覚える必要があり、
こういう違いをしっかり覚えることが、点数アップのポイントです。
権利関係
権利関係は他の分野と違い、なかなか頭に入らない、というかすぐに理解ができませんでした。
宅建業法や法令上の制限はテキストを読み進めて行くと、わりとすぐに理解していくのですが、権利関係は1回読んだだけではダメで、何度もテキスト読んだり、色んな人のYouTube見たり、過去問をいっぱいやったりと、一通りやるだけでも時間かかりました。
登場人物の関係図を普段の勉強の時から描いて慣れておく!
試験でも必ず簡単でいいので関係図は描く!
権利関係は問題に、AさんBさんCさんと3人出てきてややこしくなるので、簡単でいいので関係図を必ず書いて問題を解いていくようにしましょう。
そんな権利関係の中でも、押さえておきたいポイントがあります。
- 借地借家法
- 抵当権
- 区分所有法
- 不動産登記法
この4つはしっかり覚えましょう。
なぜなら、必ず出題される問題だからです。
他の単元は深追いせず、6~7割でいいと思っておいた方がいいです。
中途半端だと気持ち悪くて追いかけしまいがちですが、その他をしっかり得意にするように時間を使った方が絶対に合格に近づきます。
税金関係
税金関係の分野では、「不動産取得税」「登録免許税」「印紙税」「固定資産税」「所得税」の5つの内から、出題されます。
「どんな特例があるのか」「誰がどこに払うのか」「金額の計算の仕方」などのポイントを押さえていきましょう。
その他(5問免除科目)
「統計」「景品表示法」「住宅金融支援機構法」「土地・建物」から全部で5問出題されますが、勉強時間はそんなにかけずに覚えれる分野ばかりです。
特に「統計」なんかはYouTubeなどで何度も繰り返し聞いてる間に覚えて行けます。
月額定額サービス【ウケホーダイ】独学の勉強時間 まず全体でどれくらいしていたか?
一般的に言われている勉強時間が、300~400時間。
自分はどれくらい勉強していたか?
ざっと計算してみると、、、、
勉強開始が5月26日、試験日が10月15日でしたので、だいたい140日くらいありました。
平日は1日2~3時間、休みの日は5~6時間やっていたり、移動中や仕事の休憩時間なども勉強していたましたが、仕事で疲れて1時間もできない日もありました。
なので1日平均2.5時間~3時間としたら、トータル350~420時間ぐらい勉強してたことになります。
よほどの頭の良い人や、不動産に努めている方、法律、民法の知識がある方やともう少し勉強時間は短くなると思いますが、全くの無知から始めるとやっぱり一般的に言われている時間は必要かと感じました。
分野別の勉強時間
- 宅建業法と法令上の制限は約75時間ずつ・・・150時間
- 権利関係は120時間ぐらい・・・120時間
- 税とその他は35時間ずつぐらい・・・70時間
だいたいの時間はこんな感じですが、宅建業法に至っては勉強開始から、法令上の制限に入ってもたまに宅建業法を振り返ったりしてましたので、ほぼずっと宅建業法の中の何かしらの単元は勉強してました。
どのサイトやYouTubeを見ても、宅建業法は満点取るつもりで完璧に覚えて試験に挑むべきと言ってましたので、
私もかなり力を入れて勉強した分野です。
これは棚田行政書士の不動産大学というYouTubeの棚田先生が考案した、「大量記憶法」
を実践していたからでもあります。
「大量記憶法」についてはこちらの記事で紹介してます。
まとめ
まず初めに宅建業法から取り掛かる!
次に暗記科目の法令上の制限を覚えていく!
ここまではコツコツやれば問題なく勉強は進んで行くと思います。
権利関係は広く浅く、深入りしすぎない!
気になる事があっても、深く理解するのは合格後でもいいと思います。
今は合格することを一番に考えると、深入り厳禁です。
個人の能力にはもちろん差があるので、一般的に言われている時間があれば大丈夫と思わずに、余裕をもって早めから勉強に取り組んでいき、宅建試験は年に1回しかないので、後悔しないように全力で頑張って1発合格しましょう!
ではまた~(^o^)丿
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